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アセンブリ言語の呼び出し方2 [アセンブリ言語]

アセンブリ言語を作成するには主に2つの方法があります。

ひとつは高級言語で用意されているアセンブリ言語呼び出し関数・ルーチンで高級言語プログラムの中で呼び出す方法です。これをインラインアセンブラと言います。この場合、普通のコンパイラでコンパイルをすればコンパイルできます。ただし、この方法だと、特にプロセッサの制御に使用するアセンブリ言語命令を利用できない場合があり、プロセッサが持つすべての命令を実行することができるわけではありません。

もうひとつはアセンブリ言語で記述されたファイルをC言語等の高級言語のプログラムから呼び出す方法です。この場合は、基本的にすべてのアセンブリ言語命令を実行することができますが、自由度が高めた分、アセンブリ言語で完結できる関数やルーチンとして動作するプログラムにする必要があります。この場合、高級言語のファイルとアセンブリ言語のファイルはコンパイルは別々に行うことが可能です。

これらの手法は、すでに確立されている状況で今後も当分はこのようなやり方での実装が主流となりそうです。



プロセッサ情報を調べるには [プロセッサ]

どのプロセッサのアセンブリ言語を選択するか決めるには、どのプロセッサにどのような特性があるのか調べて行って、使いにくいものや使えないものを選ばないよう注意が必要です。各プロセッサにはそれぞれ特徴や個性があり、適材適所で選択することが大事なのですが、なかなかよい比較をしてくれている情報源がありません。そのため、できるだけ比較する説明もしていこうと思いますが、外部情報として参考にできる情報としては雑誌から拾ってくるくらいしかなさそうです。それも内容的に不十分だったり、必ずしも適切な比較をしていない場合もあり、注意が必要です。ネット上にも断片的にはあるのですが、信頼できるかさらに慎重に確認すべき内容が多くなります。

そのような条件の下で独自に検証をしつつ、比較的よく最新のデータを出している雑誌としては例えば日経エレクトロニクスがあります。課題としては最新情報なだけに後で評価が変わることもありますが、新しい情報としては見逃せないです。他にもパソコン等に使用されるインテル系のプロセッサなら、そのパソコンの構成での評価となりますが、たとえば、インプレスのDOS/V POWERリポートや工学社のI/O(アイオー)、日経コンピュータ、日経パソコンなどのコンピュータ関連雑誌、ネットワーク用途に特化すると日経ネットワークなどの雑誌にも掲載されるので適宜チェックするのもプロセッサの特性の一面を見るのに良いと思います。他にも海外のマイクロプロセッサの専門誌もありますが、最先端やサーバー、パソコン向けなどに偏りがちなものも結構多く、バランスが取れるという意味ではまずは国内の情報でも大丈夫だと思います。

ネット系だとたとえばインプレスの「後藤弘茂のWeekly海外ニュース」のようなソースもありますが、こちらはさらにプロセッサベンダーからの情報に頼る形になるので、ベンダーの主張をそのまま紹介する姿勢が強く、本当に正しい内容となっているか注意が必要です。あくまでそのベンダーの主張を前提としているので、その時点でベンダーの都合の悪い情報は抜け落ちてしまう場合が多いからです。情報を集めるのは判断材料を揃える意味で有益ではありますが、現状ではプロセッサの特性を見ていくには、ネットの情報だけで判断するのは危険です。またパソコン向けの情報が大部分なので、それ以外の情報をまとめてウォッチしていきたいと思います。

ちょっとわき道にそれて・・・ [ビジネス]

今回はちょっとわき道にそれて最近の日本でのソフトウェアビジネスでの心配事を書いておきたいと思います。
それは円高・新興国通貨安のリスクです。

よく最近新興国にソフトウェアのコーディングを新興国にアウトソーシングするとかオフショア化する、という話が出ています。コストの安い新興国で、という話は自然な流れなのだと思いますが、これは日本のソフトウェア産業の仕事が流出することに他なりません。普通に誰にでもできる仕事は基本的には賃金の安い外国で、ということになりかねません。その状況でソフトウェアで食っていくためにはどうすればよいのか?ひとつには、新しい技術をどんどん取り入れていく、という手があります。ただ、今まで新しい技術にはリスクがあり、普及しないままに終わってしまう場合も少なくありません。また、ハードあってのソフトなので、処理時間や性能とかコストなど、ハード的に実現できないプラットフォームでソフト技術を積み上げてもなかなかビジネスに結びつかない場合が出てきます。一方、深く理解しないと構築できないソフトを志向する手段もあります。ちょっと理解には時間がかかると思うけれど、少々参入障壁があるためにわざわざ新興国ではビジネス化しない場合が多い分野です。

私が紹介しようとするアセンブリ言語とかプロセッサに深く絡む分野もそのような分野のひとつです。少しずつでも深く理解していくよう努力していきたいものです。少なくともプロセッサのハードウェア絡みでそんなに詳細に高度なことを知っておく必要は少なくとも現時点の新興国では小さいと思います。また、ソフトウェア領域の中の高度技術よりはプロセッサ・アセンブリ言語関連はソフトウェアの根幹となる部分の話ですので、確実に必要となってくる技術です。そこの技術を蓄積していくよう努力を続けていくことは今後長期的には円高になる可能性もある中で非常に大事だと考えています。

そんな円相場が今どの程度になっているのか、また新興国通貨に対してどのような状況になっているのかを確認する指標として最近FXのツールをよく利用しています。わざわざ申込をしなくてもリアルタイムでフリーに使えるツールも出ていますので頭の中で大体の目安を持っておくと覚悟もできるかと思います。もし、興味があったらFXをやってみるというのも良いかと思いますが、まずは各国の通貨がどれだけ安くなっているかを関心を持ってみましょう。

参考まで、FXの業者で特徴的なところを列挙してみました。バーナーをクリックすれば申込も簡単にできてしまいます。一つくらい入っておいても良いかもしれません。



マネーパートナーズ:
銀行の両替よりもずっと安い手数料で外貨を直接出金できるので海外旅行とかよくする方には便利です。




DMM FX:
有名どころのひとつです。




FXブロードネット:
少なくとも通常時はFXの売値買値の差が小さいところです。




GFT:
取り扱い通貨が多い!かなり多くの通貨の価値をリアルタイムで知ることができます。

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アセンブリ言語プログラムの呼出し方(準備) [アセンブリ言語]

アセンブリ言語のプログラムを呼び出す時、一番簡単なのはアセンブリ言語で記述したファイルをそのままコンパイラでコンパイルする方法です。もちろん、そのプロセッサ向けにコンパイラがあるようなアセンブリ言語があることが前提です。

特に世の中で簡単に入手可能なコンパイラがあるのは、既存の結構有名なアーキテクチャのプロセッサでなければなりませんが、8ビット系のZ80、8051系から32・64ビット系のインテルのPC向けプロセッサやARM、MIPS、PowerPCなどを使用するならプログラムを作成し組み込むことができると思います。手軽に、という観点ではPICマイコンなどもあります。

その中で、よく研究用として学会でも採用されることのあるプロセッサであるMIPSを選択し紹介していこうと思います。


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